沖縄の歴史

沖縄としての和名は、779年に書かれた伝記で初めて登場します。 中国名は琉球でした。沖縄県における農耕の痕跡は紀元前8世紀頃からですが、本格的な農耕社会が始まったのは12世紀頃だとされています。12世紀ごろから琉球でも稲作・畑作を中心とした農耕社会が始まり、文明の度合いが色濃くなり、日本、台湾との貿易も盛んになされるようになりました。
15世紀から16世紀前半にかけて琉球王国で活発な貿易が始まり、明王朝と朝貢貿易を行ったほか、日本本土の諸港にも貿易船を送っていました。
琉球の衰退が始まった頃、琉球を通じて明と貿易を望んだ薩摩を統治する島津氏は琉球王国への要求を強める様になり1603年に江戸幕府が開かれ日本が新時代に入り1609年幕府は武力で要求を承諾させることを決断し、薩摩藩主島津忠恒に対して琉球への侵攻を許可しました。
1871年に全国で廃藩置県を実施した日本の明治政府は、1872年琉球王国を強制廃
して琉球藩の設置を決めました。しかし清はこの日本の政策に反発し、琉球は古来中華帝国に服属していたものとして、琉球の領有権を主張しましたが1879年、明治政府は軍隊と警官を派遣して琉球藩の廃止を宣言し、鹿児島県に取入れましました。同年中に沖縄県を設置し、琉球王国は中央集権的近代日本国家に組み入れられて消滅しました。
第二次世界大戦中の太平洋戦争では、激しい空襲によって那覇市が壊滅しました。1945年、慶良間諸島にアメリカ海軍艦隊が集結し、すさまじい砲撃と空襲を実行しました。沖縄県民も沖縄防衛隊を配置し、多くの一般人も戦闘に参加し、日本軍と共に亡くなりました。戦争終結後、沖縄県はアメリカ軍政下に置かれました。1972年、日本に復帰するまでの27年間米軍は住民の土地を強制的に接収ました。現在でもそれらの土地は返還されることなく、沖縄本島には在日米軍の基地が多くあります。



